
前回、『「画素数」とは分かりやすさで素人を騙す「魔法の数字」。』と書いた。
更に『「画素数」は「画質の良さ」ではありません。』とも書いた。
結論から言おう。
「画質が良い(高画質) = センサーの大きさ ÷ 画素数」
である。
同じ画素数であれば、センサーが大きければ大きいほど画質が良い。
例えば、同じ1,000万画素で、デジタルコンパクトカメラとデジタル一眼レフカメラがあったとする。
コンパクトカメラのセンサーは小さく、一眼レフカメラのセンサーは大きい。
分母が変わらないのであれば、分子が大きければ数が大きいというのは算数の基本。
一眼レフカメラが高画質であるのはそんな理由。(※)
センサーの大きさ(面積)が広ければ、粒子1粒1粒を大きく設計することができる。
これは、ポッキーとジャイアントポッキーを比較したときに、両方とも同じ本数しか入っていないがジャアントポッキーのほうが1本1本が太いのと同じ理由である。(本当は本数が違うかもしれない・・・)
工業製品であるからして粒子が大きいほうが、性能を高めることができる。。
「粒」は、画素。
画素数は「粒」がいくつかるか? である。
センサーには「粒」がついている。
「粒」は映像を」「ドット」に分解する。
1粒1粒の性能が良ければ、1ドット1ドットの画質が良く、写真としての高画質になりうる。
「画素数」に騙されてはいけない。